リュミエール兄弟による最初に作られた映画の一つ。
これはもう映画史の作品。
ラ・シオタ駅で撮られた列車が到着し、乗客の乗降を映し出しただけの映像だが、見た当時の観客は奥から来る列車なら怯えて席を立…
リュミエール兄弟が作り出した映画というものがどれほど凄かったのかという初期の感激を現在では絶対に味わえないんだけど、AIで4k60fpsにリマスターされたこれらの映像を見るともしかしたら近いものを感…
>>続きを読む私の映画批評の原点は蓮實御大でなく松本俊夫だ。彼が言う列車の乗り込みにキャメラに気付いて恥じらいを見せる貴婦人の発見こそ映画だと
これは本質的意味と、映画史的意味がある。
本質的には構図とたまたま写…
映画がまだ産まれたてホヤホヤの赤ん坊だった頃。 19世紀末のフランスの駅での光景。100年以上前のこの世界を生きる人々とその日常を垣間観ることが出来るという点だけでも興奮する作品。しかしそれだけでは…
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