ブルックリンの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

子どもから大人へ。少女から女性へ。

表情や衣装、立ち振る舞い、風景、まわりとの関係性。その細部まで味わい尽くしたくなるような良作でした。

個人的にこの点数なのは、トレイラーが期待値を上げ過ぎたせ…

• #いせもと劇場2016

背景や服装を含めた画面全体の落ち着いた色合いが、エイリシュ(シアーシャ・ローナン)の抱える途方もない閉塞感や不安を表しているかのようで、だからこそ、不器用ながらも我儘に強かに生きる彼女の姿が鮮烈に映…

１人の力のある女優をモチーフに、１分で描いたクロッキーのような趣きがあった。映画が完成度や稠密（ちゅうみつ）さだけでは語れないことをあらためて感じる。

５０年代というウーマン・リブ以前の時代を背景…

監督：ジョン・クローリー、脚本：ニック・ホーンビィ。コルム・トビーンによる同名小説が原作。
1950年代。知的ではあるが、貧しく、何ももっていないアイルランド女性が、ＮＹに移民して自己成長をとげる話…

田舎ホラーの一種。。

『ブルックリン』という名前だけど、どちらかと言うと『アイルランド』。
わかる、この田舎の狭い感じが嫌で私も都会に飛び出したから。そして今も都会にいるから。
都会に戻れる人間、…