FUGAKU2/かもめ The shotsの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『FUGAKU2/かもめ The shots』に投稿された感想・評価

ニシ
4.2

演劇の上演の記録を連続されても映画としてどう受け取ればいいのか戸惑ってしまうが、クライマックスのニーナとトレープレフの導線と距離感の掴みづらいカットバックは撮影時間そのものを内包していて質の高さを再…

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チェーホフとシンプルな舞台。
ヌルッとしたカメラ。
こちらはまともに演劇映画をやっている。
さすがとしか。
ss
3.8
映画の中に舞台、演劇、たまに映画、の構造が面白い。アントン・チェーホフのかもめのセリフが良くて、いろんな要素を楽しめた。
3.0

チェホフの『かもめ』に材を取った作品。
映画と劇が合わさり、ウディアレン的要素を見せる。
銃で頭を打つ時のロングショットと海のカモメを見せる画面は美しい。
しかし『ドライブマイカー』と同じ材だったの…

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【詳述は、『AA音楽批評家:間章』欄で】現実と演劇の間の虚実と強靭を、これ以上ない映画的な筆致の確度で描く。

2022年12月9日 @アテネフランセ

演劇の映画への翻訳として卓越した傑作。『ドライブ・マイ・カー』で引用された『ワーニャ伯父さん』は、マルチリンガル上演によってコミュニケーションの不確かさを伝…

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4.1

傑作。圧縮チェーホフ。骨組みだけを残したかのような抽象的なセットのなかで演じられる『かもめ』の演劇が不意に映画として迫り出してくる瞬間=ショットの数々。撃たれて死んだかもめの死体、差し出される懐中時…

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菩薩
-
『ドッグヴィル』よりはまともな舞台装置。外部があるからこそより映画的に観える。富士山を背景に引き金を引く作家。
4.1

舞台となる家屋に外から人が近付いてくると挿入される視線のショット、扉を開けて出ていく人の足音など、オフ空間の充実のさせ方が素晴らしい。騒々しい蝉の鳴き声とともに不意に現れるロケーションの場面から、作…

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ゆう
3.7
ロケとセットとカメラポジションが良い

個人的には1の方が好みだけど、映画好きなんだなこの人は、思うよ

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