大きな意味を持つ出来事を、本当に呆気なく呆気なく描き続ける。
その容赦のなさは、映画的な主義主張の枠を超えて、現実世界そのものである気がする。
カメラの置き場、動かし方、光の当て方、人の動かし方。全…
大学以来ぶりというか全く覚えてなかった。
小説を真面目に作り込むと3時間以上の超大作になるところを50分弱で描いちゃうパンク映画。
思っている以上にカメラが動いてびっくり。
親子がそれぞれ第一次…
途中まで観て、えっ話わっかんね〜となったので、ブックレットのあらすじを読んでから観た。三世代の話&時系列ごちゃごちゃ&省略ありなので、そりゃ分かりづらいな。ストーリーを把握するだけで精一杯だったけど…
>>続きを読むゴダール的な黒へ対応するストローブ=ユイレの白。半世紀の間に二度勃発した戦争によって対立する人々の絶交と和解、52分という尺でイントレランスと市民ケーンを同時に達成しようと試みる狂気。
既に360度…
うおおかっこいいい!!
思想性もそこそこに、物語を抑えることによる物語の楽しさの発現
簡素な台詞と演技もスベってないし
車が道路を突っ切ってるシーンこそがヌーヴェルヴァーグのイメージ
字幕と…
素晴らしい。初期作ゆえストローブ=ユイレの中でもかなり手法の実践が掴みやすい。物語の解体ゆえに時系列は入り乱れているが、それ故にテキストの持っている物語に潜まれる核が見事に拾われ、テキストの潜在的な…
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