父を探しての作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「父を探して」に投稿された感想・評価

鮭トモ

鮭トモの感想・評価

5.0
あああああああああああああああ悲しくてやりきれない!温い!ときめく!他の映画が無力だよ!あああ!ああああ!無理!ああああ!こんな作品存在していいのかよお
matsuitter

matsuitterの感想・評価

4.3
世界中で受賞したブラジルのアニメ映画。セリフなしだが、絵だけでも充分に饒舌な表現力。夢と現実の境目を行き来するかのような世界観で、比喩的な意図を想像しながら観るのが楽しい。

以下ネタバレ。

いろんな場所に行き、仕事をしている2人に接する。綿の畑、綿の工場。各シーンで時代の移り変わりを感じさせるイメージが流れる。

好きなところ。

・夢に近い感覚が全体を支配する。父を探していくのだが、父はいない。似た人物が現れては消えていく。どこか物悲しい雰囲気。悪く言えば悪夢にも感じられる。
・都会のイメージがディストピア。大量生産、大量消費、船で別の上の世界に運ばれていく描写が近未来的だがあれは外国の比喩?
・火鳥や地面に埋めたものなど、これも比喩だろうか。
・森林の伐採で実写。ここはインパクト抜群で画面に釘付け。
・挿入される笛の音やバンド演奏の音楽が軽快。日常的にこんな雰囲気で過ごしたい。
・全部のイメージが綺麗に解釈できるような感じもなかったので抽象的な雰囲気映画、アンビエントです。
・最後に帽子をかぶるしぐさで、実は人物が全部同一だったことがわかる。むしろ子供の姿のほうが幻? 想像力を掻き立てる描写が素晴らしく泣けた。
・最後にまた子供に戻り家族3人になるところが最高のシーン。

ネガティブな点。

セリフがないので一度ロストすると完全にわけがわからなくなり気持ちよく眠れる。だが途中うとうとしてから我に返りまた面白くなるタイプ。夢の中そのもののような体験だった。

余談。

セリフなしっていうものすごいとんがった映画だった。ちょっと眠くなるところもあったけどアプローチが非常に面白く音楽と子供と親子が心に残る。

これが好きな人はドンハーツフェルト作品もオススメ。ニューディアーさんの新作配給が期待されます。

配給ニューディアーの土居さんインタビュー。
http://realsound.jp/movie/2017/01/post-3721.html

世界アニメと日本アニメの雑感。私も似たようなものをけっこう観ているのでこれからのアニメに期待してる。
http://blog.monogatarukame.net/entry/O_Menino_e_o_Mundo
BOUさん

BOUさんの感想・評価

3.5
じわじわ 足もとから心に侵入してくる 感じの映画だった
言葉がなく、でも意味は伝わった。

感じたこと

世の中には様々な局面がある
時代は流れている
音楽は世界共通である

もう1度ちゃんと見た方が良さそうだな。
ny

nyの感想・評価

3.9
知らなかったブラジルの一面を少し知ることができたしもっと知ろうと思える作品‪

鮮やかで楽しい可愛いけどまさかの結末
第88回アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされ、第20回文化庁メディア芸術祭でアニメーション部門の優秀賞に輝いた「父を探して」を鑑賞。

綿花の摘み取りの出稼ぎに出かけた父親を探しに旅に出る幼い息子。だがストーリーはあってないようなもの。本作で特筆すべきは、その自由で独特なアニメーション表現。

丸顔に毛が3本の主人公「息子」は初期ミッキーマウスのように手足は「線」だけの「鉛筆画」風。家族が暮らす村や畑は「クレヨン」のようなタッチ。

「線」や「抽象的な形」が自由に踊り跳ねる様子は「ファンタジア」のようでもあり、「切り貼り」や「コラージュ」の手法を取り入れてカラフルに展開していく辺りは「イエローサブマリン」的とも言える。

ともかく絵的な発想が自由で制限がない。ひとつひとつの絵に情報を詰め込むジャパニメーションとは対極にあるような自由さ。昔の「ピクサー」の短編みたいなセンスに近い。

テーマ的には「文明批判」や「環境破壊」などにも触れてはいるが、この作品はあまり考えすぎずにその映像を体験するのがよいと思う。ただセリフなしで80分はちょっと長い。30分くらいで Short Shorts でもよかったかも。
最初の15分で2回ほど寝落ちしてしまった。
父親を探す子供の目を通してブラジルの社会問題を写す映画。絵とのギャップがすごい。
言いたいことは分かるけど、好みかどうかというとうーんて感じでした。
KS

KSの感想・評価

3.5
足音などちょっとしたことの音が心地良い映画
台詞のないポップなタッチの絵でストーリーが進んで行くアニメーション作品。
我々大人の心に訴えかける作品で、心打たれる話だった。
歳を重ねてから観るとまた違って見え、もっと感動するんだろうなと感じました。
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