〈「不思議の国」の皮をかぶった混沌と憂いのディストピア〉
開始15分、渋滞のシーンがやってくる。1台、また1台と息継ぎなしに映されていく十車十色の車たちは、『ラ・ラ・ランド』の冒頭をも思わせ…
ゴダール⑨。筋が通っていないようで通っている気もする執着と解放が行き着く、狂い咲き散るような「映画」の終末(週末)。
苦手なシーンは複数あれど、今作でしか味わえない脳にこびりつく唯一無二の癖強さにや…
久々にウィークエンドを観ましたのでコメントを残しておきます。あわらずすざまじい週末(終末)を感じますが、来るべき闘争を描いているにも関わらず、今の日本人からみると異世界転生の出発点とも思えてくるのは…
>>続きを読む人文的教養とか思想とかをこえて
「頭がおかしい」ことがやっぱり本質だよな、だから時代を越えることができる
芸術の根っこ、作品を作った個の中から、政治とか取るに足らないぐらい人間の本質が垣間見える
…
ゴダールの映像って完璧な美を追い求めているのに、作りものみたいな不器用さが含まれているのが面白い!マンガみたいな展開は、パルプフィクション×蛭子能収?性と社会と暴力だ。
見る前から気になっていた、…
こりゃすげぇや。支離滅裂な映像世界。次から次へと想像もつかない展開が繰り広げられる様は夢の世界のようであり、どこに向かっているのか分からないドライブ感を楽しめた。長回しで見せる渋滞のシーンは特に素晴…
>>続きを読むDVDを購入してやっと鑑賞。いろいろと注目すべき点はあるが、私は音楽と歌に着目してみたい。長回しとモーツァルト、電話ボックスのシャンソン、絶命する女の歌。途切れることで存在を際立たせる劇伴。
ブニ…
Week-end, un film de Jean-Luc Godard. © 1967 Gaumont (France) / Ascot Cineraid (Italie).