彼女は自分の音楽を守る強さは持っていた。
でも誰も彼女自身を守ろうとしなかった。
「わたしはただ歌いたいだけ」
音楽だけが永遠の箱庭だった。
僕には彼女の歌は少し強すぎて、もう少し歳とったらも…
これはミュージシャンの伝記ドキュメンタリーの体をとってはいるけど、実際にはエイミー・ワインハウスという生身の人間をめぐる群像劇。
才能と依存、愛情と搾取、天才の孤独と、それを利用しようと群がる人々。…
伝記映画を観た後、こちらのドキュメンタリーを観たので、現実の映像であるはずなのに映画の中のような不思議な感覚になった。
最後、エイミーが袋に包まれ担がれている場面の後、エンドロールでエイミーがいて…
才能と孤独、その両方に押し潰された人の物語だった。
映画は、エイミー・ワインハウスのライブ映像やホームビデオ、未公開のプライベート映像をつなぎ合わせて、彼女の人生を“本人の声”で語らせる。
若くし…
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