論文書くのにどんな方法論とってんだよ!とか思いつつ、哲学修士の女の子の可憐さを楽しんだ。
個人的には冒頭のコンドームのくだりは、彼女が尾行した相手から言われたお叱りの言葉に通じているように感じた…
静かで孤独で無意味感
ミステリーだとしたら管理人が怪しくて
その指に光指輪が
あの暗転の向こう側を想像させる
エンドロールの音楽も
好きだった表情の似顔絵が
封筒の中に閉まってある
思い出のようにし…
人と人が繋がるには「共有」がキーになる。
出身地とか年齢とか、学校が一緒とか誰々がキライとか...
その中で影響度が高いのが「秘密」。
「理由なき尾行」だけに限らず、相手に気持ちが入り込み「すぎる…
面白かった〜。対象者と観察者、対象者A・Bが持つもう一つの生活(秘密)をかけた「二重生活」という意味だったのかなーと思った。
今まで曖昧ではっきりしない感じの主人公が、尾行にのめり込んでいって行動的…
主人公の珠が教授に尾行の論文を書いてみないかと言われ、哲学的尾行をする。
そのターゲットが近所に住む何も不自由のなさそうな男の人。尾行していくうちに尾行しなければわからなかったことがわかっていく。
…
大学院生が論文の題材で始めた「尾行」にのめり込む様を描く。主人公に私生活を知られた長谷川博己が開き直って素を出すシーンが好き。編集者として作家と伴走する彼は、自分が主人公の物語に憧れてたのかもしれな…
>>続きを読むフランクに哲学的な事を語ってる映画
主人公の完成した論文に少し感銘
普通に考えて尾行して他人の生活覗き見してる分、自分の生活が無くなったも同然だし恋人がいたなら尚更やってけるわけないよなぁって😅
…
-…陳腐だな
生きていることの無意味さと横たわる虚無
それを見ないフリをするか
それを忘れるべく何かに打ち込むか
それを受け入れるか
いずれの選択肢をとっても、虚無から逃れる術はない
からっぽの…
(C)2015「二重生活」フィルムパートナーズ