"私たちって変わった人生を送ってる"
"俺たちは他人だ、ずっと他人じゃないか"
【STORY】
自分の死期を伝えるため、一大決心をして久々の家族を訪ねたルイだが、家族の殺伐とした空気のなか、中…
不思議な感じ。
全然分からへんような、よく分かるような。
家族といっても、個人の集合。でも最後はやっぱり家族、なのか?
自分にとっての家族って、、
いろいろ考えたくなるような作品やけど、見てて疲れま…
兄アントワーヌが罵倒する部分、頑固親父のようだった…というか、現代ではあまり見られなくなった人間くささをとても感じる部分だった。ルイへの愛なのだろうか…?故郷ではルイがいない事が当たり前な毎日が続い…
>>続きを読む戯曲が原作とのこと。息詰まるような濃密な家族劇に終始目が離せなかったが、その分どっと疲れた。
当代フランスを代表する俳優達の演技のぶつかり合いが見どころ。特に兄役のヴァンサン・カッセルが凄まじい。…
文藝春秋の創刊者でもある菊池寛の戯曲に『父帰る』がある事はご存知であろう。グザヴィエ•ドランの場合には、帰ってくるのは父ではなく次男であった。帰ってはきたが、結局また出て行ってしまう事において、両者…
>>続きを読む©Shayne Laverdière, Sons of Manual