テアトル梅田にて2回鑑賞。ロビーにはドランのコーナーが設けられていたりと、なんという高待遇。
その扱いも納得。初日は全回満席で、出遅れたために立ち見になってしまった。
個人的に見どころに感じたのは、…
2017.2.13
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グザヴィエ・ドランの世界観が全開。
一部始終、
ひとつの家族、一つ屋根の下で行なわれる対話で構成された作品。
登場人…
クローズアップの美しさと会話が融合し、光と影が衣装やセットを輝かせる。家族の会話と思いがぶつかり合い、深く重いストーリーはその映像に死す。ドランの思い描く物語は常にビジュアルと真実の今を紡ぎ、病める…
>>続きを読むどこか他人の家の喧嘩を見ているような距離感で、感情移入というよりも“同情”に近い感情を抱いてしまった。でも、それこそがこの作品のリアルさでもあったように思う。
物語のテンポはやや緩やかで、翻訳で観…
外で成功した弟の12年ぶりの帰郷は自身の死期を知らせるため。
変わらぬ場所で変わらぬ日々を送ってきた家族。長男の突っかかり方が尋常ではない。
プレッシャーやら我慢やら嫉妬やら。
「カフェ」「空港」と…
©Shayne Laverdière, Sons of Manual