このレビューはネタバレを含みます
なんで揉めてるのか自分でも分からなくて混乱する。
そしてなんで仲直りできたか分からないうちに笑い合ってたりして、またなぜか分からないうちに同じような喧嘩を始める。
そんな渦に、濁流に飲まれて、混…
ドラン作品大体好きだけどこれはちょっと…。ラスト20分は良かったけど、それまでの長々とした会話劇が…厳しい。
ルイが主人公のはずなのに、途中からアントワーヌの独壇場だった。いろいろな思いを抱えなが…
着いた時に明かしていたら
どうなっていたんだろう
こんなに傷付けられているのに
傷付けることは決してしない
反抗する気力もないのだろう
家族が後悔すればいいけど
どうせ後悔しないんだろうな
14…
このレビューはネタバレを含みます
最初はルイの視点で、自身の繊細さや苦悩を全く理解してくれない家族に絶望したり苛立ったりしながら見ていたのだが、最後のアントワーヌの激しい怒りにハッとした。
正直アントワーヌにはイライラしっぱなしだ…
真夏の夜に観る映画ではない。
視聴後の、モヤモヤと気怠さで眠れない。
人物のクロースアップで刻まれる感情表現には、緊張感があった。濃い霧から浮かび上がるようなショットと相まって、美しい映像美が展開…
「居心地のいい不幸よりも幸福を選べ」
ヒリヒリと痛い。
罵詈雑言の会話劇。
その裏に見え隠れする押さえつけられた抑圧。
家族であるからこその葛藤。
家族の団欒、そこに癒しがあるとは限らない。
時…
近すぎるからこそ絡まって元が何の形してたのかわからなくなるってことあるよな。ドランの他の作品見た時も、友達は尊敬を持って接することができるのに家族と恋人にはそれがうまくできない、みたいなことを言って…
>>続きを読む©Shayne Laverdière, Sons of Manual