1945年 フランス🇫🇷
オートクチュールのメゾンを舞台にしたメロドラマ
途中まではコミカルな感じ、でもラストはちょっと怖いかも…
監督はジャック・ベッケル
『赤い手のグッピー』が良かったのでこ…
女の園が圧巻です。
300人とか言っていたと思います。
おキチのデザイナー(♂)が主人公ですが、その人がデザインした婦人服を縫製・販売する会社・店の従業員が全員女性です。
そんな中で自分が王様です…
ベッケルって、凄いんだ、といま知る。
冒頭、生きている様なマネキンを抱き抱えながら、夢見る様な顔で安らかに眠るフランス男。それを見つめる様な、見下す様な服飾会社の工員女たち・・・一体、何が起こった…
普段から女遊びをしていた天才ファッションデザイナーが、全てを捨てて友人の婚約者と恋に落ち、駆け落ちを目論む。良心に揺れて言行が不一致になる女や、服にまつわるフェティズムの猟奇的な描写、そしてなにより…
>>続きを読むベッケルにしてはイマイチ盛り上がらないと思って見ていたが、三角関係ドラマの輪郭がはっきりし始めると俄然面白くなる。意味ありげなマネキンの撮り方もちゃんとラストに効いてくる。クローズアップが印象的、絶…
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