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冒頭、部屋に閉じこもった「私」は、家具を動かし、砂糖を食べ、手紙を書く。その単調な反復は物語を進めるためではなく、存在している時間そのものを露出させるためにある。出来事よりも、時間の重さと身体の感覚…
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圧倒的アケルマンベスト!!!
アパートの一室の中でアケルマン演じる彼女は家具を青から緑に塗り替え、マットレスを立てかけ、時には裸になってみたり、砂糖に貪りついたりする。『私、あなた、彼、彼女』に通ず…
無気力な状態から一歩踏み出す。まず外に出る。誰かと会う。話す。飯を食う。誰かの欲求に触れる。会いたい人に会いたくなる。会いにいく。セックスをする。一緒に寝る。朝が来る。
「めちゃくちゃ良かったです…
本作はアケルマンの中でも特に映像美が突出している印象。
緻密に計算された構図。
動作と空間を繊細に捉えた長回し。
一つ一つのショットが実験的で、「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメル…