クレア・ジョンストンの「カウンターシネマとしての女性映画」とローラ・マルヴィの「視覚的快楽と物語映画」の狭間である1974年に公開された作品であることを考えると、凄まじく衝撃的。20世紀的な性規範・…
>>続きを読むこれが観たくて早稲田松竹に通った。
やはり一番好きだった。
アケルマン自身のポートレートとも称される今作は、限りなく情報が少なく展開も読めない。なぜ?に対する答えなんてない。人生と同じくして。
…
ふと映画が見たくなったので、
早稲田松竹へ
言葉は添えられているだけで、
<映画>というより
映像がメインの抽象的恋愛映像
空白の部屋でマットレスの配置に落ち着かず、
部屋の隅で寂しがり、
文を…
シャンタル・アケルマンが監督、脚本、主演を務めた作品…楽しみにしていました…初鑑賞です。
監督本人が演じる主人公が恋人と別れた日から自分自身を観察し続けるセルフポートレート…。
大きく3つのパー…
当時24歳のシャンタル・アケルマンが自分主演で撮った本作は、ヌーヴェル・ヴァーグ的でもあるし、またアメリカン・ニューシネマ的でもある。
ひとりでいる時も、誰かといる時も、彼女自身の心の奥底にある物…
心の色が日々変化するように
彼女の狭い空間は その色を変えていく
所在なくマットレスとともにのたうち回り
影に同化して眠りに落ちながら
甘い粉の魔法で満たしてゆく孤独
ぽろぽろと吐き出され力強…
高校生のころ、徹夜したテストが終わり14時くらいに帰宅したある日。くたびれてひとりベッドの上でお菓子をたらふく食べて何かを満たしたことを思い出した。
夢中で食べ続けていたポッキーのファミリーパックは…