マットレスに寝そべる。手紙を書き、砂糖を掬って食べる。部屋のなかでのリフレイン。砂糖が尽きたあと雪が降り出すという、砂糖と雪の関係がとても素敵で印象的。人と出逢い、語り、触れ合っていても、結局わたし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
【備忘録も兼ねていますので、ネタバレ書いてしまいますので、途中までで
、注意お願いニャ😹💦💦】
オイラ🐱、念願🛐だった「シャンタル・アケルマン映画祭」に間に合ったニャン🎂🎵
まぁ、シャンタル・…
アケルマンのベストの一つ。
映っている画面とナレーションで語られていることの「ズレ」を生じさせる冒頭からぐいぐいと引き込まれる。
一人きりの部屋からはじまり、ヒッチハイクで移動するなかでの妻子持ちの…
jeはアケルマン、ilはトラック運転手の男、elleは元恋人らしき女性なのだとしたら、残ったtuは観客なのだろう。一人でいるときも、誰か相手といるときにも、アケルマンはかるく目配せするようにこちらと…
>>続きを読む初アケルマン体験!
3章立ての第1章はアケルマン本人が部屋に引きこもり紙袋に入った砂糖を確かにまるでプーさんのように舐めながらダラダラしている様子を引きの固定カメラでスケッチ風に撮る
第2章は外界…
撮影時24歳だったアケルマンによるセルフポートレイト作。
後の『ジャンヌ・ディエルマン』へと繋がる、ある種アケルマンの原点とも言えるものがありました。
むしろ、本作の方が孤独感や閉塞感,そして本能…
この監督の特集を日本でやる(そして大盛況になる)とは思いもしなかったです、関係者の方々ありがたや。
当時24歳のシャンタル・アケルマン自身が”私”を演じた初期の長編
(以下内容に触れています)…
些細なことで心に虚無を飼ってしまったり些細なことで人と特別な時間を共有しようとしてしまったりする私にとってこの作品はあまりにリアルで素晴らしいものだった。途中で何度も泣きそうになる。砂糖の甘過ぎる味…
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