ようやっとお初なシャンタル・アケルマン。冒頭からいきなり孤独と時間を持て余したような28日間、砂糖しか食べてないのとか、途中から裸族で過ごすあけっぴろげのご本人の熱演。部屋からの開放感はあるけど、彼…
>>続きを読む画面に砂糖に私の胸中にと、とにかくザラザラしてる。私の奇行的なまでの色んな飢え、それを傍観するこちら側(多分)との共感するには難しい距離感。からのプレイに始まり色々薄まった感じの小さいマーロン・ブラ…
>>続きを読む【愛することへ折衷するジレンマ】【シャンタル・アケルマン映画祭2023】
■あらすじ
アケルマン自身が演じる名もなき若い女性がひとり、部屋で家具を動かし手紙を書き、裸で砂糖をむさぼる。部屋を出た彼女…
アケルマン監督の初長編。主演もアケルマン。
相変わらずの長回しと独特の雰囲気がとても退屈だがそこが好き。
自分を見つめ、君に見つめられ、彼を見つめ、彼女と見つめ合う。
食欲、睡眠欲、性欲、自分欲…
最後、女性同士がケアしあう感じ、
自分のそのままをさらけだす、
さらけ出しても大丈夫、
相手は受け入れる、その繰り返し
普段、ケアする側になりがちな女性が、癒されてゆく時間な感じ、すごくうつくしい…
凄まじい勢いで再評価が進んでいるシャンタル・アルケマン監督が主演も兼ねた初長編映画です。
確かにこれは驚愕すべき映画です。
特に何か劇的な事が起きるわけではない、セルフポートレートです。
自分を固定…
ワンルームワンシチュエーション、自写像のような赤裸々さで恋しがる一人称の部屋から、返事をくれない二人称の部屋までの間、なんとなく現れた三人称の脳天気さが、語られなかったこの切ない恋を、いつか青春とい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
シャンタル・アケルマン初めて観ました
大好きです
最初は暗い部屋で、砂糖めっちゃ直食いしながら、手紙を書いて、みたいな流れでなんかアートっぽくてオシャレな奴始まったかなぁと思いきや、主役の女のコ(監…