「空は白」 「雲は黒」
' 誰かが君を愛している
君が誰かを愛していたら
「空は白」と言ってくれ
誰かは「雲は黒」と答える
それが愛の始まりだ '
アレックスが眠っているミシェルに残した詩。
愛…
有名な(?)花火のシーンとか、映像は確かに圧巻だが、この作品での「愛」に微塵も共感できず、全く好きになれなかった。
相手を支配したり、傷つけたりする「愛」は、愛ではなく、加害性に満ちた暴力。
愛はア…
絵画的であるけども、芸術の都の色を素直に継承するわけではない、挑戦者(?)としてのスタンスを感じた
最初だけパリらしい景色を見せてあとは路上生活というのが、パリが嫌いだけどパリが好きなのかなあとも…
ミシェルはアレックスに「私が眠り方を教えてあげる」と言う。ミシェルが去ったとき、アレックスは「君の忘れ方を教わらなかった」とひとり呟く。
もうここまで来ると俺は、目の上のこぶとしてあり続けた俺の生…
これぞ映画。画面で語る美学。
言葉数の少ない左足を怪我した男が、右目の見えない画家の女性と恋に落ちていく。
目と足というお互いに離れた部分を負傷しており、そのすれ違いが心的距離を物語っているよう…