やっぱり花火と爆竹のシーンだなあ‥
夜空いっぱいに広がる極彩色の花火
あたりを飛び交う爆竹
そしてその花火とセーヌ川を背景に
橋の上で踊り戯れる二人
色彩、構図、躍動感、
全てが完璧におさまった…
ミシェルはアレックスに「私が眠り方を教えてあげる」と言う。ミシェルが去ったとき、アレックスは「君の忘れ方を教わらなかった」とひとり呟く。
もうここまで来ると俺は、目の上のこぶとしてあり続けた俺の生…
これぞ映画。画面で語る美学。
言葉数の少ない左足を怪我した男が、右目の見えない画家の女性と恋に落ちていく。
目と足というお互いに離れた部分を負傷しており、そのすれ違いが心的距離を物語っているよう…
おっちゃんがいる横での空は白、雲は黒、にやっとしてしまう。
花火のシーン、2人で手を繋いではしゃぐシーン、愉快ですごくいいシーンでこの映画いいなぁって思ってたんだけど、後半アレックスがあまりにメン…
近代的な都市風景が流れていく移動撮影から、裏町に入ると道端に転がるホームレスが登場する、カラックスの眼差す「パリ」は前2作と全く異なる相貌を見せる。
ひたすら疾走と横臥が繰り返されるだけだが、無限…