建物の撮り方や色彩、伸び放題の雑草、無計画に建てられた家と空き地。これらの違和感が、べっとりとした不安感を画面に張り付けている。ここでもやはり黒沢清印であるカーテンは揺れているけれど、その風はどこか…
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うーんつっこみどころが多すぎる
玄関の鍵を閉めて必死で入れないようにするけど、横の窓全開で笑った
逆に原作読んでみたくなる(笑)
でもそれ以上に香川照之の演技!!!さすがです!!
ヒメアノ~ルの森田…
香川さん、ほんとクリーピー。
気色悪い。変すぎて笑っちゃう。
登場人物みんな、なんか感情こもってないような演技に見えたけどそれが逆に不気味でした。
しかも主人公もちょっとサイコパス寄りじゃなかった…
西島のサイコパス感が異常だったな。あの暗くなる証明…。西島は外に映ってる大学生にまったく興味なさそう。
建物の位置関係を意識させる割に、香川邸の家の間取りを無視したような、監禁部屋の異空間感はやばい…
随分前に観たまま、書くのを忘れていたので少しだけ。
一度黒沢清がカメラを向ければ、そこに映し出されるのは黒沢映画としか言いようのない画面。これだけでとんでもない監督・映画だというのは一目瞭然でしょう…
みんなが待ってた黒沢清。ついに本気出しました、「いよっ!」みたいな一作。
たぶん50年後くらいに映画史を振り返ったら本作と『CURE』が並列で語られていそうな、めっちゃレベル高めに仕上がってます。…
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「クリーピー」製作委員会