ついに見つけた。
濱口映画での、映画という箱全体に、テキストがこだまし、テキストがテキストのまま存在しているあの感覚。
それがストローブ=ユイレに同じものを感じる。こちらが元祖なのかも知れない。
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【映画的構造化から構造化の画家ポール・セザンヌを捉える】
「モネは1つの目にすぎない、だがなんと素晴らしい目であることか。」
ポスト印象派の巨匠であるポール・セザンヌが遺したこの言葉は目の前に広が…
付随するガスケが解説のようで、結局このテクストに全集中力を奪われてしまう(哲学書くらい比喩表現を多用している)。ストローブ=ユイレって実はショットよりナレーションの方が強い場合が結構あるよね。彼らの…
>>続きを読むパリのオルセー美術館が画家セザンヌの紹介映画をストローブ=ユイレ監督に依頼したが、完成作が方針と合わずお蔵入りにしたという一本。
セザンヌの肖像写真(計4枚)と絵画(計8枚)を映しながら、伝記本「…