20センチュリー・ウーマンの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

20センチュリー・ウーマン2016年製作の映画)

20th Century Women

上映日:2017年06月03日

製作国:

上映時間:119分

3.8

あらすじ

「20センチュリー・ウーマン」に投稿された感想・評価

Rena

Renaの感想・評価

3.8

イマドキのオシャレ映画
舞台が1979年なのにそう感じるのは、魅せ方が今っぽいからかなぁ
(アビーの持ち物紹介とか、ドライブ中のエフェクトとか)

設定は夏だけど、映像に暑苦しさが全然ない
そもそもサンタバーバラの夏は、気温が15〜25℃ぐらいで湿度も低いらしい
日差しに優しさがあるし、風はカラッとして気持ち良さそう
光とか空気の表現が絶妙で、画面越しに爽やかさが伝わってくる

ジェイミーとドロシアだけじゃなく、他の3人の過去や心情もしっかり描かれていて、思わずみんなに感情移入しちゃう
けど、その分もどかしさも大きい…
ジェイミーとジュリーの微妙な関係にも、ジェイミーとドロシアのお互いの思いやりが噛み合わない様子にも、すごくやるせない気持ちになった

そんな時期を通して、"ちょっと"成長する終わり方が好き
劇的にみんなの何かが変わった訳じゃなく、1979年の夏が"あんな時期もあったよね"って感じで扱われてるのがちょうどいい
オシャレな音楽、オシャレな風景、オシャレな人達
一件単なるオシャレ映画かと思いきや、ちょくちょく耳に残る名言が
人生のバイブルとまでは行かないけど、悩んでる自分を落ち着かせるのにはいい映画
エル・ファニングのくわえタバコとグレタ・ガーウィグのルー・リードTシャツに胸キュン

愛と優しやとパンクでいっぱいです
ダイナ

ダイナの感想・評価

3.3
アートかぶれの軟弱野郎。

なんかわかる。
そういう表現で
音楽を示すのがよかった。

人生はビギナーズもそうだけど
マイク・ミルズ監督はジェンダーを
描くのが好きなのかなって。

登場人物それぞれの考えを
言葉や仕草で描いていたのは素敵だった。
脚本がいいんだなと思う。

だけど、評判がよかっただけに
期待をしすぎてしまったのかも。
自分はあまり感情移入できませんでした。

エル・ファニングが好きなので
彼女の演技を見れただけで
満足なのだけれども。笑
krk

krkの感想・評価

4.5
しばらくトーキング・ヘッズはまりそう。一瞬だけど、たしかにそこにあった夏。
あと2回ぐらいみれる。
大人になってもコンプレックスはどこかある。悩みを持ってるから人に愛されたい。タバコや、発ガン性の副作用、パンクロック、性の目覚め、興味のある異性からのセックス等の米国社会風刺。好きな人に愛されることは、劣等感からの救いかもしれない。

このレビューはネタバレを含みます

最後に、人間って不完全だなぁと思った。
でもそういう所が時にチャーミングだったり人の心を救ったりするのかなとも思う。

アビーが「生理」を男性に堂々と言わせるシーンが印象的で、二十世紀の時代の話だけど訴えることは今と変わらなかったんだろうな…と。
複雑なんだけど共感できる内容ですごく人間らしかった。フェミニズムや生々しい話にも耳を傾けるジェイミーが大人に見えた。でも子供だからこその素直さからなんだろうなとおもう。
KWZEFMK

KWZEFMKの感想・評価

3.5
マイク・ミルズ監督らしく終始感じのいい音楽と(耳障りの悪い名曲たちも含め)、わたしの好きな時代を表すアイテムたちがぞくぞく。

発達する雲のようにもくもくと広がり続ける可能性を秘めた息子と、広がり切ったそれを消しゴムで消すような毎日を送る母親。
自分はそのどちら側に居るのだろうとか考えながら観た。

息子の行動(よくよく考えれば非行)にいちいち寄り添うアネット・ベニングの笑顔は、花が咲いたような美しさ。
どんな人も完璧ではない、というところをしなやかに描いている。それもあってジェイミーの周りの不器用なやさしさが鑑賞後にとても沁みて、心地好い後味が残った。時代時代の映像や写真が挟まる演出も良いし、それぞれが語る未来からのモノローグが素敵だ。アルバムの中にあるとっておきの一枚をこっそり見せてもらったような作品。面白い。
tomomi

tomomiの感想・評価

3.8
正直、最初つまらないなぁと思ったけれど、じっくり観ていると、セリフの一つ一つが私の心に響いてくるのを感じた。思春期世代の危うさと、更年期世代の切ない感じ。どちらも分かるからこその面白さだと思った。

とても共感出来たシーンがある。エル・ファニングが性(オーガズム)について話すところ。ほんとそうだよね〜とやけに納得してなんだかスッキリした💦

監督がグラフィックデザイナーらしく、映像がとても美しいです!