先日鑑賞した作品で触れられていたので視聴。観たいシーンがあったのだが、多分元の映画を見ていなかったら気がつかなかっただろう。
GPTによれば
"ドライヤーが短編映画を制作したのは、主に1940年代後…
このレビューはネタバレを含みます
出航するフェリーに乗るため、猛スピードでバイクで向かうカップルが黒い車を追い越そうとして事故死する話。デンマークで交通安全啓発のために作られた作品。ドライヤーに撮らせるって凄いな。
ほとんどセリフ…
フェリーに間に合いたいサスペンスから生じる疾走感が交通安全啓蒙なのに胸熱レース映画になる。
終盤は全カットめちゃくちゃ怖い。衝撃映像と控えめなサウンドの熱量が乖離したブニュエル的な不穏さ。突然時間が…
カール・ドライヤー唯一の半ドキュメンタリー、半劇映画。
デンマークの作家、ヨハンネス・V・イェンセンの短編集「神話」収録の「彼らはフェリーに間に合ったか?」原作。
フェリーに乗るためにアホみたいに…
ドライヤー監督の短編の中で最も有名な作品。デンマーク政府による交通安全の広告映画。バイク二人乗りの男女がフェリーに間に会おうと100キロ超で爆走する映画。終盤のカットがすべて素晴らしい。カモメのモン…
>>続きを読む11分の短篇。「怒りの日」の特典映像として何の予備知識もなく見たんだけど、なんとも鮮烈な余韻。。
他作とも通ずる美意識はこの作品からも感じられる。
冒頭、フェリーからバイクが出ていくところの構図の…