悠然とした時間感覚と一瞬の邂逅。雨降る舗道の艶やかさにまず目を奪われる。運動の停止、即ち死を意味する写真(フレーム)によって、生/死を往来するという何とも親切な演出。開け放たれた窓や扉に対して、それ…
>>続きを読むオリヴェイラ監督作品初鑑賞。感動せざるを得ないショットの連続。海側から捉えた街の風景と、ピアノの奏でる音楽がとにかく良い。個性的な登場人物と掴みづらい世界観なのに物語としてしっかりまとまって見えるの…
>>続きを読むオリヴェイラの実験映画のようなやつを見たことがあり長編は初めて見たが変な映画だなと思った。実験映画を撮るくらいなのでかなり硬派な映画なんだろうなと思って見たが、登場人物が思っていることをわかりやすく…
>>続きを読むポルトガルの巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ監督の晩年の作品。現役最高齢監督として有名で、この映画公開時は101歳だった。
実は今まで見てきた映画の中で二番目に理解できなかった映画😅
亡くなった娘の…
呼び鈴を鳴らして離れてと繰り返し、ようやく光が灯る微かな感動から幕を開ける(同様に窓に蓋をする形で幕を閉じる)。
見ればすぐにわかることだが、この映画は紛れもなく反復の映画だ。銅像が指差す方向に導か…
(C)Filmes Do Tejo II, Eddie Saeta S.A., Les Films De l’Après-Midi,Mostra Internacional de Cinema 2010