チェコの作家ヤン・シュヴァンクマイエルによる1967年の実写アニメ。8つの章に分けて生物を紹介。冒頭の絵はアンチンボルドか。まるで見る図鑑。小学生の時に理科の資料集を読み耽ってる感覚を思い出す。細か…
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1.水生類 フォックストロット
2.昆虫類 ボレロ
3.魚 類 ブルース
4.爬虫類 タランテラ
5.鳥 類 タンゴ
6.哺乳類 メヌエット
7.類人猿 ポルカ
8.人 類 ワルツ
・小学生の夏休…
個人的な話ですが…
中学生の時…理科の「第2分野」の教科書で、どうしても開けないページがあって…
「細胞分裂」のカラーページ…だったんだけれど…
「リアル」過ぎてしまって…ダメだった…
(今は大丈夫…
オープニングクレジットでジュゼッペ・アルチンボルドの挿絵が入る。
アルチンボルドが小さなモチーフで人を構成したように、ヤンも複数の動物を利用して彼自身を暴こうとしたのかもしれない。
肉を食べるカット…
シュヴァンクマイエル風生物博物館とも言えようか、昆虫、爬虫類、鳥類、哺乳類など項目ごとにアプローチを変えて紹介。そして何故かそれぞれのシメとして実写の人間が肉を食うアップが映る意味不明さ。
人形…