このレビューはネタバレを含みます
圧倒的な優しさは圧倒的な暴力でしか返ってこない(生じ得ない?)→振り子のように切り替わる可能性を秘めているもの(10の愛情と10の暴力)を結びつける北野映画
個人的な関係性に個人的な問題(極端な寡…
一部は見たことあったが初めて全部鑑賞。北野武からたまたま自殺という言葉が口に出たところを捉えて、蓮實が飄々と(だが言葉を適切に選んで)バイク事故が自殺だったか訊ねる。こうした場面が映像として残ってい…
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官邸から出かける首相のような雰囲気で登場するインタビュワーの蓮實重彦。
それに対し、飲み屋の暖簾をくぐる平社員のような雰囲気で登場する北野武監督。
1時間弱の対談。
Q.ビートたけしと北野武の使い…
自分のフィルム全部の中から何コマ目でも取ってもらってパッと写真にして飾ったら見事な写真になってるのが理想的なんですけどね。で、あらゆる面でそういうものを補うために音楽つけたり、言葉をつけたりなんかし…
>>続きを読むこれはバイブではない・・・・バイブルだ。(フーコー)
蓮實重彥先生には『フーコー・ドゥルーズ・デリダ』という伝説的な本があり、私という一個の人間が生誕した日のことを思い出しノスタルジアという名に…