このレビューはネタバレを含みます
「暗い過去を持った人たちが心の拗らせを解消して現実に向き合うようになる」っていうよくある話なんだけど、身体に関するある考え方をもった3人のキャラクターでそれを描くっていうのは目新しくて脚本のアイデア…
>>続きを読む父親、娘、セラピストの三者がそれぞれれ違う 身体 の意味を持っていて
無くなった妻もまた 身体を持たない のに存在を仄めかす。
摂食障害で痩せ細った身体、殺人事件の無残な死体、皿の上に乗った食肉、…
予告編を観て、親子を軸に置いたサスペンスなのか?と思ってたが、最初から超常現象的な展開をチラつかせていて予想外。
ところどころ出てくる殺人事件と物語の関連性がはっきりしないことや、なかなか進まない…
bodyという言葉から、死体を連想する。摂食障害からbody imageの歪みを連想する。そして実体としてのbodyと相反するものとしてのghostの存在。それらの境界を抽象レベルでなぞりつつも、映…
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25.10.15
始まりからぐんぐんと響いてくる音の数々。街には、日常にはこんなにも細かい音が溢れていたのかという印象を強く受けるオープニング。母親の死を受け入れることのできない検察官の父親と拒…
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