エジプトのネオリアリズム作品
障害を持った新聞売りの男が1人の女性に執着してしまう話
女性の足のクローズアップ、男のまなざし、結婚への執着が家父長制を表していて、主人公に対する周りの人々の描写が誰か…
これ、「タクシードライバー」パターンになっている。というかそのタクシードライバーよりはるかに前に、しかもエジプトでこんな映画が製作されていたことに驚く。なんでもアフリカ諸国では遥か昔から映画製作って…
>>続きを読むユーセフ・シャヒーン監督作を初鑑賞。
代表作ということもあり初鑑賞に相応しい秀作だった。
駅での一日。足が不自由な新聞売りの男が、飲み物売りの女性に執着する。
低賃金の貧しい労働者で、困難な生活を余…
エジプトのカイロ中央駅で働く人々の姿を描きながら、ある貧しい新聞売りの妄想と狂気を映し出した、エジプト映画界の巨匠ユーセフ・シャヒーン監督の代表作。1952年のエジプト革命によって君主制から共和制へ…
>>続きを読む時代もあるけど、監督が演じる障害のある主人公の扱いが酷いな… (キャラの描写が浅く病気だから殺したで片付けられている印象。) 結婚反対運動をする女性たちがいたり社会主義?の団体達がいたりと思ったより…
>>続きを読むおれがエジプト人の映画監督だったらとりあえずピラミッド撮りたくなるけど、そうではなくカイロ駅を舞台にするあたり、そこにはかなり切実で根深く、エジプト人にとって無視できない社会問題があるんだということ…
>>続きを読む[エジプト発サイコ系ノワール] 90点
10年前に監督シャヒンが亡くなった追悼上映としてTIFFで上映されたのだが、流石に10年前は小学生なので知る由もない。そんな圧倒的入手困難な本作品をあっさり…