タシケントはパンの町の作品情報・感想・評価

『タシケントはパンの町』に投稿された感想・評価

yuzu

yuzuの感想・評価

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これけっこう面白かったんだよな。

最初は、パンの町タシケント目指して貧しい少年が旅をするネオレアリズモ的な映画と思ってたら、途中列車サスペンスみたいな感じにもなった。

てか脚本コンチャロフスキー…

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食パン専門店の噂を聞いてはどこまでも足を運ぶ我が同僚のバイタリティにはいつも感心するが、この主人公ミーシャ少年のパン獲得への道のりは想像を絶するものだった。

ロシア革命後の内戦と飢餓でひもじい思い…

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mingo

mingoの感想・評価

4.1

ウズベキスタンの古典であり、ソ連の代表的名作らしいが本特集で観れて良かった感がかなり高い児童ロードムービーの傑作。ソビエト革命直後にヴォルガ川沿岸を襲った干ばつと飢餓が背景にあり、ひもじい思いをする…

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ryosuke

ryosukeの感想・評価

3.6

余白がたっぷり確保されたシネスコサイズのロングショットによる風通しの良い映像が気持ち良い。少年の汽車との追いかけっこ、乗車率400パーセントはありそうな汽車の屋根に二人で座る姿も瑞々しいエネルギーが…

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ガキのロードムービーなのだがガキのくせに妙に倫理的なのが映画をつまらなくしている。
sc

scの感想・評価

4.2
頑張って辿り着いたタシケントも貧困が酷く絶望して終わるのかと勝手に予想してたけど、前向きなラストで安心した。コンチャロフスキーって実は監督より脚本の方が得意だったりするんかな。

『パン屋を襲う』くらいの腹の空き具合かと思ったらそんなもんではなく、まさに空腹の極限状態。ロシア革命後の貧困がどれほど凄まじかったのか、この映画を観てかなりイメージがつきました。飢餓からお母さんと弟…

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ファックブルジョワの労働万歳キッズ。ファーストカットは一発で“私たち今、飢えてますよ感”出しててすごい。旅立ちのショットがせっかくキレイなのにカメラマンの影が映ってて腹立つ。
結構途中でコスい主人公(自分はいい人間アピール)に飽きがくるのだけど、黒煙のなかのやり取りがやたら見せる。画ヅラもやたらよい

ロンドンのオリンピック・スタジオでミック・ジャガーが「ヘイ、革命の時だ」「貧乏人のガキが稼げることといったら、R&Rバンドで唄うことぐらい」「貧乏人のガキが稼げることといったら、R&Rバンドで唄うこ…

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