ハネケは出演者、スタッフに対しての拷問者だ。
「監督は撮影は楽しいよ、と言うけど楽しんでるのは監督だけだ」と語る俳優インタビューが全てを物語っている。
監督は撮影現場でもなんと意地の悪い事か。
「…
ストイックに情熱的に映画を撮るハネケの撮影現場での姿や、インタビューでの話し方が見れてよかった。
手の動きを演技指導するところとか、完全に絵が見えてる。
あの雰囲気で、学校で講師もやり、あれだけ…
インタビューの回答における
インテリゲンツィヤっぷりが
伊達ではなかったのですが
作風とは打って変わって
現場でのご本人は
なかなかエナジーほとばしる
情熱的なお方なのですね
興味深い内容でした…
非常に期待して見に行ったのだが、正直少し期待ハズレ…。肩すかしをくらった気分。
1本の映画を作るのに、どうやって脚本を書いて、ロケハンして、役者のオーディションを行って、撮影して、編集して…というの…
吐瀉物も血飛沫も、ハネケが撮るとあまりキモく見えないのはなぜだろう。
いや、キモいんだけど、それはスプラッター的な肉肉しいキモさではなくて、“拒絶”と“死”のアレゴリーが放つ、記号的で無臭のキモさ…