現実の中の虚構。虚構が描く現実。
朝井リョウの原作を、演劇畑の三浦大輔が映画化。同年代トップ俳優の共演。
就職活動をきっかけに見えてくる若者たちの理想、そして妥協。
三浦監督の舞台表現が冴え渡り…
見た後心がぽっかりしていて、何か得たものがあるわけではないなぁと思って、なんでかなぁと考えたら、自分の通ってきた道を振り返っただけだったからだと思い至った。
映画から必ず何かを得なきゃいけないわけ…
原作で十分心はえぐられていたものの…楽しみにしすぎて期待値がこえてしまっていたかも…!!
キャスティングも良いし、原作もいいし監督もいいし音楽もいい。
ね〜〜なんだろね〜〜この作品見るとなんも言え…
ずっと楽しみにしてた映画。
原作がとても良かったので。
感想としては、とても複雑だった。本を読んでたからわかる部分もあったけど、言葉の一つ一つの裏にあるものを読み取りながら観ていく感じ。
傍観…
就活って何?
やりたい事が明確じゃないと難しいんだろうな。目的もなく大学に行って何となく過ごして当たり前の様に就活するって何?それに苦しんでる生活って何?
専門的な知識を身に付けて国家資格をとって…
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