まだ就活生ではないけど、見ていて主要キャストの会話の描写がとてもリアルだなと思いました。
僕的にこの映画は就活+SNSの怖さ+人間の裏を題材にしている気がします。
表向きではみんなに寄り添っている人…
年を重ねるごとに「理想の自分」と「現実の自分」は乖離が生じ、自分の能力やその限界も見え始める。
「就活」の為に集まった大学5年生の5人は、それぞれの武器を駆使し、思いや悩みをSNS上に吐き出しながら…
一見何の変哲もない普通に見える人間が本当は一番怖いのかもしれない。
就職の面接という短い時間でその人の人間性を図れるはずもないのに、まるでそれが自分の評価の全てのような形になってしまう就活の闇がよ…
このレビューはネタバレを含みます
就活が主題にはなっているものの、コアは現代の対人関係の凹凸を問うような、凄く考えさせられる怪物的な邦画でした。
…そういえばtwitterで見たんだけど。から始まる捻じ曲がった会話や、感情に火が…
原作は朝井リョウの直木賞受賞作…大学生達の心理描写がリアルで一気読みでした📚
就活中の大学生達の悲喜こもごも…成功する人しない人。優越感と劣等感。焦る気持ちを悟られまいと、本音はSNSにぶちまけ…
就活の荒波に晒される人・人・人
ツギハギに繋がれたような人間関係が
何処と無く気持ち悪い。
これを狙って作れたのなら、本当にしてやられたと思いながら、感心してしまう。
作品の良し悪しを客観視はせ…
(C)2016映画「何者」製作委員会 (C)2012 朝井リョウ/新潮社