今をときめく役者陣たちで固めた映画。
ただの賑やかしで終わることなく、しっかりと作りこまれた構成で、且つ演技も自然体で、心を掴まれた作品だった。
知名度やら人気だけの役者ではなく、プロたちの結集だ…
受け入れられない異常さから来る人への嫌悪感というより、この社会に生きている間に誰しもの心の中に生まれてしまった汚い虚栄心や冷めた心をありありと見せられてしまった。
自分自身まで嫌いになってしまうよう…
リアルなの嫌だったから、就活後に観たけど、なんかほんと嫌だった。
就活中の友人恋愛関係って焦りとか妬みとかどうしても出ちゃうし、他人の就活生同士の隠し切れない「敵意」や「見定め」を感じる視線や雰囲気…
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