【映画は絵画になり得る】
観賞お初のアラン・ロブ=グリエ監督作品。
最初は雰囲気がゴダール監督っぽいなと思っていたのですが、なんだか様子がちがうぞ…
不思議な映画でした。
いつか見た夢、幻覚、…
絵画的な要素があちこち散らばった映画でした。
前衛的で斬新なストーリー。
ヴィオレットの冒険譚はあまりに突拍子もなく、次第にわけが分からなくなってきます。
モダンバレエをみているようでもありました…
チェニジアの嘘みたいな建造物、素材のいやらしさ皆無で最高.
主人公の幻覚が織りなす多重構造が観客にとっても接種しやすい構造だった.
特に赤い螺旋階段を裸体の女(主人公?)が繰り返し無極に降りてくる…
なんだこりゃ…ヴィオレットがトリップした先に見ている幻覚なのか、ただの仲間内のお芝居なのか、最後まで観ても分からなかった
作中の雰囲気は超すき、色彩が不安定で消えそうな感じ
カフェエデンの不思議な構…