不滅の女のネタバレレビュー・内容・結末

『不滅の女』に投稿されたネタバレ・内容・結末

イスタンブールを舞台としたファムファタール物の様相を呈し、また、ブラインド越しに外を覗き見る男性の立ち姿はノワールを彷彿とさせる。

『去年マリエンバートへ』のような美しい画が見どころ。
特に、海を…

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休暇を過ごすためイスタンブールにやって来た教師の男は、陽気だがどこか謎めいた美女と出会う。男は彼女との邂逅を重ねるうち、その不可解さに妄執をかき立てられていく、、、

少し前に「囚われの美女」を観た…

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ヌーヴォー・ロマンを代表する作家、アラン・ロブ=グリエの初監督作品。

斬新なカメラワークと美的センスに酔いしれる。謎めいた美女と彼女に囚われてしまった男、過去と現実が交錯する虚構のような世界観。ト…

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イメージかフラッシュバックのように映し出されコラージュ作品のように重なっていく。妖艶でサディスティックな空気が私を包み込み、思考回路が迷子になる。
魅力的な作品。

娼婦に恋をし、嫉妬で殺してしまい、娼婦で商売をしている大元の盲目の老人に犬を使って殺された?
閉塞的な部屋から窓を覗くショットは牢獄の暗喩か
スーラのグランドジャット島の午後を彷彿させるショットが出…

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たまたま目に付いた本作。
得体の知れない怪物に出会ったような衝撃…
何なんだ、このとてつもない作品。

時間軸の経過を観客に委ねる巧みな演出は、さながらウォン・カーウァイの「花様年華」のよう。
監督…

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休暇でイスタンブールにきたフランス人教師Nは美しい女性ラーレに心奪われる。
モノクロ映像がオシャレな感じ、背景も世界遺産の映像を観てるみたいで全編アートでした。
親しい仲になるラーレと再会を果たすが…

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フランス版吉田喜重?!

まず画が良い、衣装も良い、ロケーションも良い、美術も良い、女優も良い。

しかしなによりカメラワーク、プロットが独特でちらちら吉田喜重が脳裏に浮かぶ。

そもそもトルコが…

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素晴らしい作品。

(ただし、今、この作品を観るにあたり、主人公の視点や感情の表現のために、結果としてオリエンタリズムを「利用」している、という「注釈」を付ける必要があるだろう、と、観たばかりの現時…

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不自然に静止するトルコの街の人々、舞台上で台詞を言うかのように話す警官。主人公男性のフランス人が心に思い描く東洋趣味(オリエンタリズム)は幻想であると風刺するように、映画の端々が「目に映るものすべて…

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