ダンスホールで踊りもせず、目も合わない沈黙の男女、なにかがあった事は想像つく。
そこからそれに至った経緯、その後の話へと移っていく。
度々挟まれる回想は、最初はあの沈黙のダンスホールのシーンだが徐々…
ドキュメンタリー的に労働者のエレジーをしっかり描きつつも、そこから幻想に入っていくさまがとってもスムーズ。堅実がゆえに軸を持った飛躍ができる演出がただただ見事。ラストシーンの雨上がりに見えるのは夢の…
>>続きを読むこの場所でなにが起こるのかわからず見てたら、粉まきからのダンスホールでこれがあまりに魅力的だった。踊りたがらない女。婚約者の異動に不機嫌になりやがってめんどくせえな。そのあと昇給できるかもしれないの…
>>続きを読む最初のダンスホールから最後嵐が来るまで全てが素晴らしい ド派手に舞い散る火花でブチ上がる 過酷な労働の合間に触れる転勤先の街並みや隣人とのやや面倒なやり取り
「君はまだ通っている?僕はもうやめたよ、…
暗いダンスホール。店の人が床に白い粉の様な物を撒いている、滑り止めかな?気になる人をダンスに誘って断られたらすごくショックだよね。
シチリア島へ出稼ぎに行く。「労働が人々を移動させるのだ」夜に建設…
[] 90点
大傑作。エルマンノ・オルミ長編三作目。エルマンノ・オルミの映画はだいたい上映時間の半分くらいは寝ちゃうんだが、寝る前と起きた後で話が違和感なく繋がるので、映画爆睡勢には非常にありがた…
新文芸坐シネマテークvol.45で鑑賞。
ミラノに住むカップルの2人。工場労働者の彼は、フィアンセの彼女と老いた父親を残して遠いシチリアに赴任することになる。そのせいか彼女は不機嫌で、ダンスホールに…