世の中から距離を置いて生きる「ろくでなし」の話。
自分は、中学、高校の頃から音楽や映画、ファッションなどの文化に浸かった事をキッカケにどこか世間を横目に見ている気分になって、自然と「ろくでなし」とし…
カメラの横移動、車内のシーン、街、海。黒に押しつぶされそうな画面の中で鬱屈した青年たちが繰り広げる日常。1960年公開の日本映画においてこの作品は異質。松竹の裏ヌーヴェルヴァーグと言われている理由が…
>>続きを読むヌーベルヴァーグだわ。
セリフ、カメラワーク、ファッション、街が良い。
かなり影響されてる時代だけど、デビュー作でまんまゴダールしてて凄いわ。
川津祐介の抑揚のない台詞回しが鬱屈した日々を表現してる…
ゴダール見ている気分とおんなじ。
淳は秋山への好意から目を背けるためにあえてあのツンケン女と寝てみたのかと思う。どう転んだところで秋山はノンケであり自分に対してそういった見方をしてくれないことがわ…
控え目なタイトル画面から一転、画面中に埋め尽くされる「ろくでなし」の文字。そんな彼らの屈折した青春。
共感出来る点は少ないのに、洒落た構図と台詞回しに痺れる。
津川雅彦と川津祐介の関係性はどこか…
ボンボン放蕩息子の犯罪映画
フランス映画の影響は確かに受けているが、「勝手にしやがれ」や「太陽がいっぱい」もこの映画と同じ1960年に公開されているようなので、ヌーベルバーグとはほとんど同期と言って…
松竹株式会社