宵闇せまればの作品情報・感想・評価

『宵闇せまれば』に投稿された感想・評価

ぬっこ

ぬっこの感想・評価

4.0

遊びが本気になる瞬間を見せるの、大島渚の作品の根底にあるものである。
だからこの言葉にしっくりくるし、脚本は自分の生きた大学時代を切り出したものなのだろう。
密室とガス、このシンプルさの中に、人間模…

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いけ

いけの感想・評価

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円卓と孤を描くように動く実相寺的カメラの相似。
悪くないけど説教くさいんだよねー

実相寺節炸裂の逸品だ!TBSを退社し、制作会社コダイを立ち上げ、ATGで『無常』を撮るまでの間に、京都で制作した短編映画。

大島渚がテレビドラマとして書き、実現しなかった脚本に、演者には「上海バン…

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“没後10年 映画監督 大島渚”にて鑑賞。

なにこれ、この緊迫感。

大学生4人が暇潰しに、ガス栓を開いて、最後まで誰が残るかを競うゲームを始める。“シュー”って音があるだけで、あとはやりたい放題…

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ぴよ

ぴよの感想・評価

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(35mm)
映画表現としての価値には乏しいが、思考実験として有意義であり得る。しかし、メタファー以上のものではない。
優れた密室劇、ここまで閉ざされた空間でストーリーを展開させていくのは素晴らしい。だが、時々、饒舌になる登場人物たちがやや退屈だった。

大島渚が監督すればどうなっていたのだろうか。
恩田陸の小説に登場、作中作だと思ってたら本当に実在する作品だった!
己が春

己が春の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『青い沼の女』のDVDについていたので観てみた。
ウルトラマンやウルトラセブンで観たいわゆる「実相寺アングル」を特撮以外で見る初めての経験だった。
画面から伝わるパワーが凄い。
実相寺監督を追ってみ…

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宇羅丸

宇羅丸の感想・評価

4.0

@実相寺昭雄生誕85年特別企画

アパートの一室だけが舞台の室内劇。
学生でも撮れそうな金かかってないシチュエーション。それが演出と脚本と音楽の力でこんな緊迫感ある映画になるとは。すごい。
サスペン…

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大島脚本、69年のヒリヒリさ。実存!!
アソビと本気。建前と本音

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