自分の人生の終わりと向き合ってくれる奇特な友人を持てた事自体がフリアンの幸せそのものでは?こればかりはフリアンの選択の仕様がないし、むしろトマスがこの選択をしてくれた事がすごいなと。
トマスは振り回…
最期を決断した男とその親友が愛犬の里親探しをする作品。
最近の言葉でいう「終活」。
「死」について考えさせられる作品だった。
親族や友人いろんな人と会いながら「最後の再開」になるかもしれない会話を繰…
「死」を扱った作品は苦手なんでが、つい見てしまいます。
彼は「尊厳死」を選んだわけだけど…
動くこともできず生きてゆくのも大変だけど、自分で命の終わりをつけるのも 私にはできない。
残された時間の終…
鑑賞するのが…辛い作品だった…。
「死」を決めている男性と親友…4日間を描いている本作…。
必ず訪れる「死」…だけど…
寄り添ってくれる親友がいる…というのは…幸せなことだね…(涙)
でも…
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親しいからこそ伝えたいのに、
親しいからこそ伝えられない。
自分の人生の終わりを知った時、
その残りの時間で何を貫くやろう。
大切な人の人生の終わりを知った時、
自分はどうしてあげるべきなんやろう…
親しければ親しいほど、自分の死を伝えるのは難しいものですよね。逆にいざ伝えたとしても、伝えられた方からすればどう接していいのかわからないものです。だから、あえて伝えない。その選択は、人によっては正し…
>>続きを読む脚本もいいんだけれど、画面の作り方も素晴らしい。冒頭からそれがはっきりわかる。終始、ヨーロッパのまちの色や質感を画面の中にうまく取り入れているのだ。BGMもしっくりくる。実にセンスのいい映画である
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実は原題は"Trueman"で、主人公が飼ってる老犬・・・で、なぜにこの邦題?と思いきや、ラストでトルーマンに対する思いも掛かってるのだと解釈し、犬好きの拙者はうるうるしつつ、大きく頷きましたね。
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