マンチェスター・バイ・ザ・シーの作品情報・感想・評価

マンチェスター・バイ・ザ・シー2016年製作の映画)

Manchester by the Sea

上映日:2017年05月13日

製作国:

上映時間:137分

ジャンル:

3.9

あらすじ

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」に投稿された感想・評価

みゆ

みゆの感想・評価

3.8
2017.05.17(112)
劇場・字幕


キャスティングの妙。よく出来た物語。とても良い映画だなと思いながらもハマれずに終わってしまったのは、ひとえにアルビノーニのアダージョのせいだ。この曲が流れ出したところはとても重要な場面で、私はこの曲自体はすごく好きだけれど、この映画のこの場面で使われるのは、とても乱暴というか押し付けがましく思ったし、また大仰にも感じられた。

辛いことは程度の差はあれ誰しも経験する。だが主人公の辛さはちょっとないよな。仕方ないことだけど、仕方ないでは済まない。それを抱えて生きねばならない彼が手に入れたささやかな希望もまた、辛いことの上に成り立っている。人はそうして生きていくものなのだろう。
人の気も知らないで
みんな、そうさ
乗り越えられない
つらすぎる
忘れられない痛み😣
弟アフレック
ikumatsu

ikumatsuの感想・評価

4.2
生きていくということ。

少しずつ見えてくる主人公の過去。周りとの関係性。愛情豊かで幸せな家庭を築いていたことが、余計に深い悲しみとなってのしかかります。でも、全てをぐるっと抱えて生きていくしかないんです。それこそが、全てが確かに存在したこと、自分が存在していることだと思います。

間違ったり目を背けたり突き放したり。でも、傷つけ傷つけられるだけではない。時には言葉だけではなく存在が救いになることだってあると思う。

とてもキレイにパッケージとして観せてくれた作品でした。
これほどの悲しみと虚しさを抱えて
生きていくのは辛すぎるよなあ。
それも自分のせいで…
主人公のやるせなさは計り知れなく
まして、悲しみを思い出す
この町には戻りたくないだろう。

心が壊れる…うーん。

赦せない自分と闘う主人公を上手く
演じていたケイシー・アフレック。

甥っ子の状況も考えてみるとかなり
複雑。叔父さんの事を馬鹿にしたり
女の子といちゃついたり、本人は強
がって何ともない風を装っているが
内心はかなりダメージを受けていた
と、わかる冷凍庫のシーンが秀逸。

叔父さんの部屋に入り、飾られた
写真を目にして、リー叔父さんの
哀しみを感じた瞬間に気持ちが解
けた…

ラストのシーンは少しだけ
救われた気分になれた。
Peter

Peterの感想・評価

3.5
心が壊れてしまった主人公は、辛い過去と向き合うのが耐えられないと吐露し、軽口ばかり叩く甥は、主人公と離れたくない心情を明かす。心は目には見えないけれど、誰もが確かに心に痛みを抱えていて、冬の美しい街との対比がただ美しかった。
ぽち

ぽちの感想・評価

3.7
派手さは無いがじっくり魅せてくれる良質のドラマ。

主人公とその甥の付かず離れずの絶妙な距離感が上手い。
ケイシーの演技も良く主演男優賞も納得できるが、キャラと脚本にかなり助けられているのも事実。これほど重荷を背負った屈折した男と言うのは逆に演じやすかったのではないだろうか。

元スピーシーズのミシェルももう三十路。でも美しさは変らず今作でも輝いているのが嬉しい。

押し付けがましい「人生の再生」など無視して、サラッと終わるラストが気持ち良い余韻を残す作品だ。

あえて突っ込ませてもらうが、パトリックの彼女一号のカーラ・ヘイワード、あの爆乳で16歳って設定はないだろ!
>|