ビルマの竪琴 総集編に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ビルマの竪琴 総集編』に投稿された感想・評価

私
3.5
小隊が水島を思う姿がなんとも言えない。
水島の本音が綴られた手紙も切ない。
考えさせられる。
木
3.6

反戦映画の名作・良心作であることには疑いはないが、メッセージの表出としては、市川崑の職人性が邪魔していると思う。つまりは、サラッと観れてしまうのだ。
北林谷栄はじめ、脇役がおしなべて良い。もちろん、…

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深緑
4.0

どなたかも言われていたが、特攻隊の青年との恋とかが見たいんじゃなくて。
南方戦線の現実。水島上等兵が見たもの…(『野火』にも共通すると思う)。
異国の地で悲惨な死を迎えて、そのまま土になる日本兵の無…

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bear
3.6

現代の戦争を題材とした映画は、厚塗りに厚塗りを重ねて、その本質を上手く捉えることができない。それは「戦争映画」ではない、戦争を題材とした映画。

特攻隊士との恋愛を悲劇的に描くラブロマンス。遠い戦地…

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戦争映画は、メインが「戦争とは」なのか「人とは」なのかでわけて考えるのがいいと思った。全方向へ責任感を持つ三國連太郎と大阪弁のおばあさんの気の抜けた感じが良かった。
azkyon
3.9

1985年 中井貴一の作品は見ているが、こんなに歌っていたかなぁ。覚えていない。
本はもちろん既読済み。

日本に戻らずビルマに残ることを決めた水島が、何を言うこともなく最後に弾く竪琴がやっぱりせつ…

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『埴生の宿』を竪琴で演奏する音が心に染みる…

役者を見たらビルマ語を話す人々も皆日本人だし、撮影現場も9割が日本でビックリしました。
それはともかくとして、市川崑のリベンジ『ビルマの竪琴(1985…

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qqfowl
4.0

太平洋戦争末期、ビルマのジャングルをさまよう日本の部隊の中に、竪琴が得意な兵隊がいて…という、事実から着想を得たフィクション。虚実入り交じってる部分をどう考えるか、私には難しい作品だったけど、合唱が…

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戦争を経験した世代が作った反戦映画というのが感慨深い。戦場が生む憎しみや怒りにフォーカスせず、命を落とした兵たちへの純粋な追悼の気持ちを描いたことに心を打たれた。
3.1
『昭和100年映画祭』にて。
ただ、音(歌声と竪琴)だけが流れているのに、何と雄弁なのでしょうか。

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