寺山修司の根本にある、断ち切りたくても断ち切れない母親の存在と過去の自分を描いた自伝的作品。若い頃は自分と重なり刺さったのでオールタイムベスト。
血の繋がりが目に見えない足かせとなり支配されていて…
故郷の田舎や母親から離れたくても離れたくない気もするという、かなりきちんとした軸があるので意外な感じがした。もちろん、指し示している指の看板やら空気人形やら制服やら、今のサブカルに繋がる小物や演出に…
>>続きを読むこのおどろおどろしい詩と映像と音楽はもう立派な呪物。
何を書けばいいやら、とにかく原光景のような悍ましさと昭和のアングラな雰囲気が潜在的な恐怖を刺激してくれる。
そして何より、三上寛と寺山修司の歌…