寺山修司の根本にある、断ち切りたくても断ち切れない母親の存在と過去の自分を描いた自伝的作品。若い頃は自分と重なり刺さったのでオールタイムベスト。
血の繋がりが目に見えない足かせとなり支配されていて…
流石にくらった...。
ずっと気になっていた寺山修司の作品を観ることができて良かった。
ラストシーンでは息が止まるほどの映画だった。
なんというか、知らないものばかり。
だけどすごく艶っぽい。
ポ…
八千草薫さんの美しさが異界に際立つ
何回見ても生まれる前にこの作品!!と感動。
寺山修司さんって本当天才だわ。
今なら分かる言葉満載だし。。。
初めて観た時。。
あたしはちゃんと理解してたのか…
【八千草薫が場違い的で、悪くない】
(以下は西暦2000年に今はなき中野武蔵野ホールで「寺山修司特集」2本立てを鑑賞して書いたレビューです。)
寺山修司のアングラ映画だが、その中に八千草薫が若妻…
現在への依存、現在からの脱却、過去に対する改変。
捨てれば得られる物もある。が、もし捨てた場合の未来が見れるなら、すると思う。
過去も然り、あわよくば干渉出来るなら。
言語化出来ないものがとにかく詰…
寺山修司はちゃんと見たことがなかったけど、改めて観ると面白い。というか、すごい作家だなと思う。
ひとつの画面にイメージを凝縮する構成力、そしてこの時代では頭抜けた音/音楽へのこだわり。この二本柱が…