パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

Personal Shopper

上映日:2017年05月12日

製作国:
  • フランス
  • / 上映時間:105分
    監督
    オリヴィエ・アサイヤス
    脚本
    オリヴィエ・アサイヤス
    キャスト
    クリステン・スチュワート
    ラース・アイディンガー
    シグリッド・ブアジズ
    アンデルシュ・ダニエルセン・リー
    ノラ・フォン・ヴァルトシュテッテン
    あらすじ
    忙しいセレブに代わり服やアクセサリーを買い付ける“パーソナル・ショッパー”としてパリで働くモウリーンは、数カ月前に最愛の双子の兄を亡くし、悲しみから立ち直れずにいた。なんとか前を向き歩いていこうとしているモウリーンに、ある日、携帯に奇妙なメッセージが届き始め、不可解な出来事が次々と起こる―  果たして、このメッセージは誰からの物なのか? そして、何を意味するのか?

    「パーソナル・ショッパー」に投稿された感想・評価

    このレビューはネタバレを含みます

    途中ちょっと眠かった(インゴと出会ったあたりから霊現象でルイスの家を逃げ出すあたりまで)。忙しくて買い物をする時間がない有名人の代わりに服やアクセサリーやバッグなどの買い付けをする買い物代行人の女性がおかしな事件に巻き込まれる話、でいいのか。
    よくわからんのは時々出て来る霊の話とあのストーキングメールとの関係。ここは素直に霊がメールを送って挑発していたってことでいいのか。それともあれはインゴの仕業で、彼はキーラを殺した次にモーリーンを殺そうと呼び出したが、モーリーンはスマホのSIMを取り替えて追跡できなく?したあと別の部屋に入って助かったっつうことですかね。モーリーンの部屋にキーラのアクセサリーがあったのも、霊の仕業でなければインゴが運んだのかも。モーリーンが無意識のうちにやっていたとかいう話ではなさげ。ストーカーってほんまあれこれ調べ上げて付きまとってくるらしいからな。
    ユーゴーの降霊術の話は、YESだったら1回っていう要素がモーリーンの体験とも関わってるけど、その前に出て来た女性アーティストの話はどういう関わりが? 本筋とあまり関係なさそうな霊がどうとかいう喋りが多い。といっても何が本筋なのか自体がわかりにくくもある。キーラが殺されてた話ってのは霊ともモーリーンとも関係のないインゴの都合だよな。そうなるとやっぱりあのメールの出所はどこかって話になるんですが…
    ちょっと何を伝えたいのかよくわからない話だなあ。霊媒体質と買い物代行業の間に、たまたまそうだったという以上の繋がりが見出せないんだよなあ。そりゃあどっちも都合よく使われてそれ以外ではいないことにされてるし、何かを運んだり伝えたりする立場なのかもしれないけどさあ。

    このレビューはネタバレを含みます

    どれが現実でどれが幻想なのか
    映画を見終わったあとこればかり考えてた。別に答えはないんだろうけど色々なセリフを思い返して繋げたくなる。見る人の考えによる映画だと思う。
    信じること信じたいこと、欲求に素直な自分や疑り深い現実主義な自分など色々な感情や思い、メッセージが可視化されてたんじゃないかなと思った。

    とりあえずクリステン・スチュワートはかっこいい!何してもかっこいい!!
    ギャップ感ありました。題名やポスターからファッション業界の舞台裏の愛憎ドロドロ映画と思いきや、なんとホラースリル系映画でした。

    主演のクリステンスチュワートが、ラフなファッションで高級ブランドをチョイスするパーソナルショッパーらしい感じが出ていました。高級ブランド身にまとうより、余程オシャレで可愛かったかな。

    本作はDVD鑑賞でも充分な気がします。可愛らしいクリステン、ファンになりました。スタイルも良く脱ぎっぷりもgoodでした。

    ⭐︎教訓⭐︎革ジャン、ジーンズ、スニーカー。これをカッコ良く着こなすのが一番のお洒落さん。
    背景や室内構造の使い方は確かに黒沢清っぽい。ドアの開閉と室内移動良いな~。全く飽きないテンポ。ロンドン行く辺りからの編集とても良い。映画館で観れてよかった。
    👗ミステリーというジャンルだけで纏めてはいけないなこの作品。本当に不要なもの全てを排除して必要最低限の情報で作り込まれてる。

    👗映像美とクリステンの仕草の生々しく鮮やかな様子とで仕上がった上質なホラーかつミステリーかつヒューマンサスペンス。

    👗この映画の制作側には絶対、人間の精神とか心理に詳しい人が絶対携わっていると思う!

    👗目に見えない形もない。それなのにこのタダならない雰囲気。伏線なのか意味のない日常シーンなのか、カットが変わる度に上がる不快指数。次の展開が予想できない期待感と主人公の不安定な感情とでますます画面に引き込まれて行きますた、、、

    👗あの画面がじわじわ暗くなる描写はなんだろう、絶対意味があるように思える、しこれ絶対映画はここで終わりでも何かあと一悶着あるな、、、

    👗ってのをこじ付けとか無理くりで終わらせることも、お化けとのバトル映画で終わらせなかったことも好印象の要因の一つ!
    あくまで私の感想ですが、面白くない。ストーリーに起伏がなくて、結局全て気のせいってこと?うーーーん、残念。期待してたから。
    モウリーンのSIMの差し替え方がかっけえ!
    2017/06/24


    全体を包む不穏な空気、突発的に起こるラップ音、長回しによるシーンの転換、アップで映されるクリステンスチュワートの力強い瞳、その背後で起こる不気味な現象。
    美しい映像や衣装、音など映画の作りとしてまず自分好みである。
    それだけで観る価値があったし、好きな映画である。


    しかしことストーリーに関しては半分も理解していないかもしれない。
    まず多方向的に話が進んでいく。
    どんどん広がっていくので、どこに向かっていくのかが読めない。
    とんでもないことが次々と起こっていくので興味は持続していく。

    ただ明確に答えを示してくれるようなことはしない。
    考えさせてくれる映画のほうが個人的に良いと思うが、理解力の乏しい自分にはまだ掴め切れていない。
    だからもう一度見たい。
    たぶん所々にヒントとなるピースが散りばめられているのでしょう。


    ただわからないなりに理解できるところもあって、過去のトラウマのようなものを抱えた不安、生まれ変わりたい自分、怖いからこその興味、誰かへの嫉妬などなど複雑な心情には共感できるところもある。(複雑じゃない感情なんてないかもしれないが)
    だからこそ好きな作品なのだと思う。


    またこの映画は怖い。
    顔にアップして、くる、くる、くる、と思わせて来ないとか、突然起こる現象はもちろんだが、個人的にはメリーさんを彷彿とさせるあれは恐怖そのもの。
    そもそも誰かに見られている、というより覗かれているという異常な怖さが全面的に現れていて、観客すらも映画というものを覗いているということを思い出させる。

    そしてあの誰の視点かわからない一連のシーン。
    不気味さが後をひく。


    心臓の形が特殊ということや霊能力があるということ、それは彼女が死に近い存在だということ。
    それをパーソナルショッパーという人の影で働くものや、SNSやネットという姿が見えない存在と等価に扱うことでより彼女の生なき者としての存在を際立たせている。
    つまり彼女があの連絡をよこしてくる謎の人物?とそう変わらない存在であるということなのかもしれない。


    沢山推察して何度も見直したくなる映画であると思う。
    予告に釣られて世にも奇妙的な展開を期待していた私がいけなかったのでしょうか。
    あらすじの記憶が曖昧なまま観たので、だんだん怖い話になっていく途中で間違えたと思った。パーソナルショッパーという名前だけあって、出てくるファッション関係のものは全て素敵。個人的にクリステン・スチュワートが好きなので、シンプルな服装でもかっこよくて綺麗なシーンが沢山あって眼福だった。かきあげ前髪の似合う人はどうしてこんなに素敵なんだろう。
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