【手を差し伸べるか】
ミステリーというよりは、医師が自責の念にかられ、死亡した少女の身元を淡々と調べていくというもの。
少女が如何わしい職に就いていた移民のため、彼女を知る人も、そうそう本当のこ…
かなり淡々と謎解きが進んでいく。
最後に、姉が診療所に訪問してきて「男が妹を好きになっていくので嫉妬した 妹の失踪にホッとした」というオチは現実味がないような気がしたが、現実は愚かであっさりしている…
診療時間後になったチャイムを無視した女医が、そのチャイムを鳴らした女性が死体で発見されたことで、犯人を自分で追う様になる話。
ダルデンヌ兄弟はリアルで淡々としたスタイルが持ち味だと思うんだけど、あ…
アデルの演技に迷いがなくって、真みたいなのがあった。なぜか手に気を取られた。スマホを扱う手つき、老人の肩を支える手つき、あの娘の姉を抱きしめた時の手つき。
演技してるとかじゃなくてただそこに存在して…
午後8時に診療所に鳴り響いたベル、あの時扉を開けていれば……後悔と罪悪感から、亡くなった少女について聞き込みをはじめる女医ジェニーが、徐々に事件に巻き込まれていくサスペンス。緊張の糸が途切れない演出…
>>続きを読む「町医者刑事ジェニー」って、タイトルにすればよかったのに。もちろん "刑事" と書いて "デカ" とルビを振って読ませる感じで。二時間枠のサスペンス風にね。
いくら診療時間外で自分が断った少女が、…
役者にほぼ演技をさせない演出。
家で観るには退屈かもしれない。
ただ静かな芝居のなかで、この主人公がどんな人間でどうやって生きていくのかがしっかり描かれていると思った。
最後のシーンは今でも鮮明に思…
私という人間は、誰かを生かすことに関わっているはずだけど、もしかしたら、誰かの死に関わっていることもあるかもしれない。
主人公ジェニーは医師であるということを職業=生業を超えた使命のように感じてい…
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