映画でしか得られなかったエモーショナルな原体験が、『風花』や『がんばっていきまっしょい』なので、この作品も間違いなくその文脈のうえにあると感じながら見ていた。
登場人物の美醜を明確に分ける残酷な描…
「教室にいる人間は死んじゃいけないの」という台詞にドキッとした。教室の中に死の概念は存在していなかった。窓からは何でも見えるけど、あるべき未来はそこには映っていない。2回目見ると、社会の歪んだ鏡がそ…
>>続きを読む主人公(富田靖子)は田舎を飛び出し東京へ。
置屋の女将をしている叔母(大楠道代 )のもとで芸者修業を始める。
高校に通いながら修行を通じて“心のブス”を直そうとしていた。
市川準初監督作品で映像重視…
対比と、「こうなのかなーでも、にひては情報が少なすぎるなー」と「あ、、やっぱそうなのかも」の塩梅がとにかくよかった
。多くを語らない。
現実くらい想像でしか心境を読み取れない。そんな感じがとてもよか…
このレビューはネタバレを含みます
真顔でストリートファイター
教室にいる人間はしんじゃいけないの
庭ではしゃぐ同級生(に映し出される自分)を虚ろにみつめるのも、しあわせそうな友人も、舞台が崩れ落ちてしまっても笑わずにみている高嶋政宏…
「楽しい」でも「つらい」でもない「うん。行ってる」
質問と回答の形式のずれ ずれた答えが伝える機微、言語化し得ない心のありよう
学校サボって制服のまま東京の街をふらふら歩く 画面が止まって音楽か…
所々ドキッとするカットがあった。初めて教室に入った時のクラスメイトの目とか、電車に差し込む光とか。
一見話の本筋に関係無いような麦子と桜子の会話が良かった。抱える悩みが違っても根本は繋がってたり…