ルイ14世の死に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ルイ14世の死』に投稿された感想・評価

 日仏学院やアテネフランセでこの十数年押してした作家なので、『騎士の名誉』の未だホープ時代から、偶々見てるのが数本、面白かったが特にファンでもなく、代表作の本作を未だ観ていなかった。が、近作二本、共…

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あお
3.6

ルイ14世自身は主役にならず、王の寵愛をめぐる悲喜こもごものドラマが主流。

ルイ14世の死に際を描いた珍しい作品。周りの人も最早儀式、役割、 システム下見るのように人間として見ていない。

足を切…

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小鳥のさえずりに始まり、小鳥のさえずりに終わる。
なんとも静かでしんどい、毒気のある映画体験だった。

タイトル通り、結末は判っている上で、衰弱していくルイ14世を克明に観察する。
その周りには、何…

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KentF
3.2

死。ルイ14世の死。
いわゆる歴史物語ではない。しかし死生観を掘り下げた純文学的作品にしては、主体が余りに有名な王の中の王。
絶妙なバランスの上に成り立つ、ルイ14世と死。

蝋燭の揺らめく光。伏し…

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太陽王と称されるルイ14世の死の瞬間をジッとカメラが見据える。どんな隆盛を誇った人間も病が体を蝕み、死を迎える最後の瞬間は同じ末路というとか。
ムヴィオラ見放題パックで鑑賞。
Omizu
3.2

鬼才アルベルト・セラが「太陽王」ルイ14世が死ぬまでの数週間を描いた作品。

ランティモスみたいな奇妙な感じを想像してたけど、どちらかというと露悪的な作品だった。

ビスケットを食べるのを皆でみて「…

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前観たやつ。2時間ほぼずっとベッドの上のカットで動きがない。死すら儀式的なものに見えてくるのが滑稽。
ash
3.3

過去鑑賞。大学の授業にて。

この映画は最後の最後に全てが詰まってる。映画が伝えられない匂いを、視覚的に表現するやり方が良い。「カビ臭い剥製」「吐きそうなくらい甘ったるい香水」といったキーワードを連…

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久しぶりに映画館で眠ってしまったがそれがまた心地よかった。上映中、客席の鑑賞者だけでなくゆっくりと死に向かう被写体のルイ14世も動かない。拘束された身体同士の睨めっこ。唇だけがワインを啜り、ビスケッ…

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3.7
こんなん感想の書きようが無い…

最後の一言がこの映画を決定付けたな笑

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