死にゆくルイ14世を見守る家臣と殆ど何もしない医者チーム、観客もベッドに横たわっているルイ14世を見るだけ。それなのに何故か退屈しない、目が離せない。とにかくルイ(以下ルイでいきます)が寝ているだけ…
>>続きを読むジム・ジャームニッシュの「パターソン」を観てなんとなく思い出したのがこの映画。どっちもドキュメンタリー風に淡々と描いてる。
そして、なんかモゾモゾする奇妙な感覚が後に残る。上記映画とは違う理由だろう…
私も卵とビスケットを食べただけで侍らせてる美女に素晴らしいです!って褒められたい!!!!!
ビスケットを食べて一点見つめしてるだけでここ一番のクライマックスです!感満載の壮大な音楽かけられたい!!!…
視線の暴力。冒頭から目玉が強調されるが、王は衰え死に際しても見られ続ける。ビスケットを一枚完食して「陛下、お見事です」と言われる場面の視線のえげつなさ。一方クライマックスと死の瞬間には、王の視線が観…
>>続きを読むうーん面白かった。
「太陽王」といわれ豪華絢爛の絶頂を極めたフランス王ルイ14世が左足の壊疽からじわじわと死に至る最期の日々を記録した作品。
薄暗い蝋燭の灯りの中、ベットに横たわった絶対王と側近・侍…
悪い冗談みたいな映画で結構好き。
死にゆくレオーの横顔をゴージャスなショット、撮影で撮り続ける。
人が寝そべってる分、シネスコが上手く生かされていてどのショットも絵になる。一見退屈なのだが、興味を持…
©CAPRICCI FILMS,ROSA FILMES,ANDERCRAUN FILMS,BOBI LUX 2016