太陽王ルイ14世の死の間際の様子を画く。
演ずるはヌーヴェル・ヴァーグの申し子ジャン=ピエール・レオ。
「ライオンは今夜死ぬ」に続き、逝けるレオ様が出色。
昭和天皇のときもこんな感じだったのかな …
瑞々しい下層の悪ガキとして映画史に登場した俳優が、王朝最盛期の絶対君主として緩慢に死んでいく。このコントラストが劇的でアツい。カメラは寝室に釘づけ、時間経過の演出はオミット。日にちがシームレスに変わ…
>>続きを読む死にゆく太陽王をジャン=ピエール・レオが見事に表現。不毛な言葉と行為を繰り返すだけの宮廷貴族と侍医。中世の世界観を見事に表現しているなと思いました。
フランスの宮廷を忠実に描いた様な映画は題材が題材…
主演の人すごいという感想。 まじで死んでいく人みたいでとてつもなく本物。内容はただ死んでいくのを眺める映画。 無念。
ひたすら眠いけど、中世の頃人が死んでいくときこんな感じだったんだろうな〜ってい…
ルイ14世最期の日々を、廷臣たちの不毛な言動と共に映し出します。
王自身にとって死は大事件です。
しかし彼の死は、周囲にいる人の生活感情にはほとんど影響を与えないという残酷で惨めな事実が、淡々と示さ…
(結局行けなかった)セラ特集の中に『牡牛座 レーニンの肖像』が組み込まれていたから、きっとそう言うつまらない映画なんだろうなと思って行ったら、案の定そう言うつまらない映画だった。絶大な権力を誇り栄華…
>>続きを読む無能な取り巻きと飛び回る蝿に囲まれて、暗い室内で弱りゆくルイ14世の滑稽で緩慢な死。
カメラをじっと見つめるルイや、取り巻きの最後の行動とか面白いショットはあれど、いかんせん絵が単調。
もっと尺を…
もともと、ポンピドゥセンターの委嘱で演じられるパフォーマンスだったはずが、一度は企画が流れ、数年の時を経て、映画として撮影されることになったものだそうだ。
ジャン=ピエール・レオーは
年齢を重ねて…
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