日仏学院やアテネフランセでこの十数年押してした作家なので、『騎士の名誉』の未だホープ時代から、偶々見てるのが数本、面白かったが特にファンでもなく、代表作の本作を未だ観ていなかった。が、近作二本、共…
>>続きを読む太陽王が迎える死。
体の末端から始まる壊疽は、日蝕のようにその闇を広げだす。
病床の周囲をゆきかう従者や医師は陽炎のようで、生の気配がそこにはない。
全編で気怠く横たわり続ける王がある瞬間、視線…
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