ブンミおじさんの森の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ブンミおじさんの森』に投稿された感想・評価

3.8

確かに見るパワースポットみたいで凄い。この人も三宅唱やライカートと同じくショットの人という印象で、シーン全体の統合より画面一つ一つが屹立している印象。
生と死の狭間で揺れる「猿の精霊」と同じように、…

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kelan
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人間の思考が湿ったジャングルにとけ込み、過去・現在・未来、そして生と死を静かに貫いていく。激しい衝突はない。ただ、洞窟の中に横たわり、流れに身を任せるように、やがて小川へと流れ込んでいく。
耀加
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悠然な自然、精霊や幽霊、そして人間の生と死の循環について、仏教やタイの民間信仰になぞらえて描く、幽玄で静かな映像詩。静寂と闇と自然の音に自分の感覚を委ねながら観ていると、ふわふわ不思議な夢をみている…

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中学生の頃にイキってTSUTAYAで借りて見た作品
当時は意味が分からなさすぎて、禁忌である早送りを実行してしまった作品
ただ早送りしてもシーンが変わらず、あれ?このDVD壊れてる?(壊れていると当…

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3.9

代々木上原のOPRCTの特別上映で鑑賞。

いやぁ、静寂を浴びたね。
配信で見ていたら、確実に寝落ちしてた笑

退屈だったと言いたいのではなく、人間を癒しの彼方へ連れていってくれる映画だった。

幽…

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森はどこから森なのだろう。海や川などの水と大地の境目は明確なのに、森と森でない場所の境界線は、森に近づくほど曖昧になる。その曖昧さが呼吸のしやすさであり、僕らの足が森に向かう理由なのかもな。
5.0

6年ぶりに!久々見返すと印象も変わるかもしれないと思ってたが、やはり素晴らしかった。コンセプチュアル過ぎる『MEMORIA』への不満は、徹頭徹尾具体的な本作とどうしても比較してしまうからだろう。『M…

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Os
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寝て、起きて、そこには自分と映画しか無い。この作品だからこそ、そう感じることができたのだと思う。

自分の中に溜まっていた不純物がスッと出ていったかの様な、それでいて、元々空っぽだった自分の中に優し…

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やっとみれた、
好きな世界観。
アピチャッポンはたまに無心で見たくなる。

代々木上原の新しそうな劇場?スタジオ?にて
3.5

アピチャッポン監督は『メモリア』以来。よく寝てから観に行きました。静謐さばかりが語られている印象があるが、かつてティム・バートンが評したようにサプライズがある。藤岡弘がジャングルを探検する番組に出て…

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